すり鉢を選ぶ時のポイント!
 製造元が教えるポイント!
すり鉢
なんといっても目の具合です
なんといっても目の具合です。すり鉢の目は専用の鉄櫛を使いひとかきずつ手でかきますが、最後まで同じ調子でかかれていないと、段差ができてすりこ木がひっかかってしまい、すりにくいものになってしまいます。目をつぶって、手ですり鉢の目のところをグルグルあたってみてひっかかりのないものを選びましょう。
 
すり鉢
目が浅すぎるものは
当社では、7号以下のすり鉢は、和え物向きに目の幅をやや細かく浅めに、8号以上は芋をすりやすいようにやや目を荒くしています。窯元さんによっても目の幅などに違いがありますので自分の使い方に合うものを選びましょう。
 
すり鉢
おしゃれな感じのすり鉢
最近はいろいろおしゃれな感じのすり鉢も出ていますが、とりあえず一つ買われるならやはり昔ながらの形のすり鉢です。お料理を作るためには一番合理的にできています。昔の人はよく考えたものだと思います。ただ、あまりかわいくはないのでどうしても他のすり鉢を、と思われる方もなるべくこの"すり鉢状"というかたちに近いものをお考えください。
 
すり鉢
白い粉のような輪っか
ホームセンターなどに売っているすり鉢の内側に白い粉のような輪っかがあるものがあります。これはすり鉢を重ねて焼くため、くっつかないように塗るいわば打ち粉のようなものです。酸化アルミナという物質で人体に害はありませんので、安心してお使いください。すり鉢を重ねて焼くと効率的に焼くことができ、省エネにもつながりますので、当社ではこうした焼き方を採用しています。